https://news.yahoo.co.jp/articles/37f05b8ad814705b614db13e6b44957b38d32db7
広島の元投手で野球解説者の北別府学さん（64）が25日、自身のブログを更新。ロッテの佐々木朗が24日、オリックス戦で白井球審から詰め寄られた騒動に関して「佐々木投手の不満顔なんて可愛いもんだよ」と同じ投手目線で擁護した。

【写真】佐々木朗希のボール判定について、白井球審と話すロッテ井口監督

　北別府さんは大騒ぎするほどのことではないと強調するとともに「私なんて球審に見えないように後ろを向いて　くそっ！ボケッ！と暴言吐いていましたからね　それがテレビに何度、大写しされたことか」と自身の体験も明かした。

　さらに「私が投げていた当時は球審ももっと厳格に審判をされていた」と振り返りつつ、「しかし、厳格な球審に技を磨かせてもらった」と感謝の思いも。その上で「こっちもストライクと思い投げた球をボールと判定された際　私は意地になり続けて同じコースに投げたりしていました」と明かし、「もうそんな時はバッターより　投手vs球審ですよ」と負けん気の強さを見せた。

　また、佐々木に対してはさらなる飛躍を期待した。「球審を自分のペースに巻き込んでやるぞという気概をもって　萎縮することなく技術だけでなく気持ちも負けずにさらに大きくなってもらいたいと思います。審判にドヤと思わせるような投球をしていけば良いんだよね」。もちろん北別府さんは令和の怪物の存在を歓迎。「彼のおかげで今年も野球が面白い。この野球界の至宝を審判の方も一緒に見守りましょうよ」と呼び掛けて締めくくった。