事故後のテレビインタビューに応じた社長は、インタビュアーの質疑応答で、ひと通り事故を振り返った後「ちょっと時間、大丈夫ですか?」と断りを入れ「今日、お友達の文字職人の杉浦誠司さんに(事務所に)来ていただいて、365枚の札の中から漢字を一文字を引き当てるんですけど、僕がKAZU Tをイメージしながら引いたのは『波』という字でした。それで出してくれたメッセージなんですけど」と自ら色紙を取り出した。

「引きて満ちる潮 波が起きるのは浮いて良し 沈んで良し その波に乗客皆が乗り 楽しみ出したら流れに乗れる これから起こるビッグウェーブ。」(原文ママ)。

 そうしたためられていた色紙をテレビへむけ掲示すると「こんな状況でも応援してもらえているというのは本当に感謝していますし、一緒に戦っていきたいなと思っています。いつも本当にありがとうございます」と文字職人へメッセージを送った。