>>52
▼要点
① 中央軍管区副司令官のブリーフィングは、この戦争の現段階におけるロシアの現在の作戦目標を再度語ったものである。それは、ドネツク・ルハンシク両州全土確保であり、南部でのウクライナ軍反撃からロシア軍拠点を守ることである。

② ウクライナでの失敗を理由にロシア将官の解任が続いているが、それはロシア軍の指揮統制能力をさらに低下させる結果に終わることになるだろう。

③ マリウポリのアゾフスタリ製鉄所に立てこもる守備隊と民間人を、ロシア軍は兵糧攻めにしようとしている。また、ロシアは閉じ込められた民間人を逃すつもりはない様子である。

④ ロシア軍はイジューム南方のウクライナ陣地に局地的な攻撃と偵察を行ったが、まったく前進できなかった。