yomiuri
ウクライナの隣国モルドバの情報機関は1日、
複数の政府機関のウェブサイトがサイバー攻撃を受けたと明らかにした。
大量のデータを送りつけて機能を停止させる「DDoS攻撃」が1日未明に始まったという。
情報機関は「ウクライナを支持する各国を対象にした親露派のハッカー集団による攻撃だ」と指摘した。

 侵攻開始前の今年2月中旬、ウクライナの国防省などを標的とした手口も「DDoS攻撃」だった。
米政府は露軍情報機関が関与したとの分析を公表していた。

 これに関連し、ウクライナ国防省は1日、
モルドバで露系住民が独立を一方的に宣言した「沿ドニエストル共和国」で、
露軍が影響力を強めるための挑発行為を進めていると指摘した。