感染症専門内科医 岩田健太郎 2018年発言

2009年新型インフルパニックのとき、阪急電車で全員がマスクしてたんです。
僕だけマスクつけていなくて「なんて非常識なんだろう」ってにらまれて「僕だけ正しいことしてるんだけどなあ」って思った記憶があるんです。
マスク、たいして意味ないんです。
一般的なマスクって鼻のところに隙間があってうつるときはうつるんですよ。
完全にブロックする効果はないです。


感染症専門内科医 岩田健太郎 2020.07.20発言

感染を起こしていない人がマスクをするのは無意味です。なぜかというと、飛沫というものは飛び散った後、周りの空間にウワウワと漂っているんですね。
だからマスクを着けても、じつは鼻の横やほっぺたの横、顎の下などが隙間だらけなので、飛んでいる飛沫なんてすぐに入ってきてしまうんです。なので、
症状のない人が飛沫に対してマスクを着けるのは、全くの無意味です。

マスクには、ウイルスから防御する能力はありません。マスクを作っている会社は「ここの層でウイルスをストップできますよ」みたいに性能を謳っていますが、
問題は布の性質ではなくて、隙間があるかないかなんです。