https://www.jiji.com/jc/v8?id=202205kaisetsuiin025

ロシアのインスタント・メッセージ・アプリ、「テレグラム」に、「SVR(対外情報庁)将軍」という正体不明の投稿者が寄稿、クレムリンの内部告発をしている。

>4月22日にオンラインで行われた安全保障会議で、プーチン大統領はウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州の完全掌握を改めて指示。ゲラシモフ参謀総長は命令履行を約束し、数カ月後にウクライナ南部とモルドバ全体を支配下に置く構想を示したという。

>ゲラシモフ氏は「モルドバはウクライナのような抵抗はできない。いいボーナスになる」と述べたという
>プーチン大統領は参謀総長の計画を原則的に支持しながら、「2州の行政境界線への到達が最優先だ」と強調した。

>4月22日の投稿は、前日公開された大統領と国防相の対面会談を分析し、「主治医はプーチンにパーキンソン病の症状を抑える薬を新薬に代えるよう説得したが、大統領はこれを拒否し、震えを隠すため、テーブルの端を握りしめた」としている。

>ショイグ国防相が私服だったことについて、投稿は、「大統領は特殊作戦の苦戦に強い不満を抱いており、国防相を作戦失敗の主犯の一人と考え、軍服を着せなかった」
>作戦の終了後、国防相だけでなく、ラブロフ外相、ボルトニコフ連邦保安庁(FSB)長官、コロコルツェフ内相らを更迭させる方針