2003年4月25日、野球板*2にて「川崎憲次郎をオールスターファン投票1位にしよう」というスレが立つ。
スレの目的は真面目に投票しているファンや川崎を貶める事であり、投手部門1位にするための投票が開始された。既に田代祭*3でノウハウを得ていたこともあり、川崎への投票は順調に進んだ。
この件が5月14日付の東京スポーツに取り上げられ*4ネット外にも知られるようになり、6月17日にはファン投票1位だった阪神・井川慶を抜き1位に躍り出る。最終的に川崎は約91万票を獲得、2位の井川に約4万票の差をつけた。


なお川崎本人はこれに対し、当初は同情票だと思って投票に感謝するコメントを残したが、晒し上げだと分かった後「オールスターは成績を残している選手が出る場所」として出場辞退、当時辞退により課されていた出場停止*5は事情を鑑みたコミッショナー事務局により処分されなかった。

また、当時のインターネット投票が「1日一人あたり5票、登録なし」というシステムも拍車を掛け、翌年からは登録制などの対応策がとられた。