グロ注意

お股ニキ
43分前
ピッチングデザイナー/野球評論家
大野雄大対青柳晃洋。歴史的な投手戦だった。
今季は対左打者への苦手意識を振り払うべくスライダー系のボールを増やした影響か、ややフォームが崩れていた大野雄大だが、今日は右足の位置や形を変えるなどして本来のストレートと2シーム、フォークの調子抜群。木下の配球もよく10回途中まで完全に抑え続けた。
一方、阪神のエース青柳もある意味では中日に右打者を殆どスタメンに使えなくする程圧倒的な個の力を見せ、大野に引っ張られる形で好投した。両者10回には流石にやや落ちた感があったが、素晴らしい投手戦だった。野球の一つの醍醐味を味わわせてもらった。
それにしても10回途中で完全試合を逃した西口文也さんと大野雄大は誕生日が同じで、解説も同じく伊東勤さんとはやはり不思議なめぐり合わせや持って生まれた運命もあるのだろう。