「戦争はロマンチックに語られがちだが、人間をひょう変させる。勝者も敗者もなく、誰もが被害者になる」

ウクライナ侵攻 幼なじみを憂えるロシア人僧侶 | 毎日新聞

今年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻の報を聞き大きなショックを受けた。
「歴史的にもつながりが深くとても近い存在。本当に戦争が起こるなんて」。
幼なじみの女性はウクライナ人男性と結婚し、2013年にあった結婚式の際には慈真さんも首都キーウ(キエフ)を訪れた。「美しい町でした。ロシア人の僕にも、誰も嫌がらせなんかしなかった」。
その友人はキーウ近郊のフメリニツキーで暮らしていたが、侵攻開始直後に出張中だった夫から「すぐに逃げろ」と言われ、子どもたちとドイツに避難したという。
「でもご主人はウクライナに残っている。さぞ心配でしょうね」と思いやる。

https://mainichi.jp/articles/20220503/k00/00m/040/152000c