こうした大規模な取り組みによって沖縄県全域での根絶が確認され、
1993年10月30日に沖縄県ウリミバエ根絶宣言が発表された[3][5]。根絶までに費やした経費は全体で204億円に上る[2]。
根絶に成功した現在でも、再侵入の危険性が高いと予想される地域では、不妊虫放飼が継続されている[3]。

なおウリミバエは、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている生物で、
唯一根絶に成功した生物である。