絶賛上映中!『ゼンカイVSキラメイVSセンパイ』の山口恭平監督が、満を持してのドンブラ参戦です。
直前まで「ゼンカイ脳」どっぷりだった山口監督。はたして無事にリハビリし、社会復帰できるでしょうか?
と、ここでゼンカイ脳話を蒸し返しますと……
ゼンカイ脳とは、前作『ゼンカイジャー』のノリを称しての田﨑監督の命名。
映画『スーパーヒーロー戦記』(『仮面ラ○ダーセイバー』とのコラボ企画)を手がけるにあたり、
「ブレーキはライダーチームに託す。われわれ戦隊チームは、すっかりゼンカイ脳に汚染されて、オモシロ全開のアクセルしか踏めないから」
と言ったのがきっかけだったと思います。
最終カイ後、スタッフ間で話題になりました。
「おれたちは、いつゼンカイ脳に罹患したんだっけ?」
5話ゴミ回の名乗り?
いや、3話コオリ回の電車ごっこもすでに……
「2話の『キノコさん、お入んなさい』からでは?」と茶谷チーフ助監督。
それだ!!
2話の縄跳びしかり、電車ごっこしかり、5話の名乗りしかり。すべて、福沢アクション監督の演出によるもの。
思い返せば、ゼンカイ脳のはじまりは「福沢脳」。
いわゆるスーツアクター率が高かったせいで、福沢さんひきいるアクション勢の発想や勢いが、番組全体に充満したのが「ゼンカイ脳」だったのでしょう。
なーんだ。ゼンカイ脳はビョーキじゃない。\(^O^)/

福沢さんが触媒となって、スタッフ&キャストがそれぞれ「面白い!」と思うことが、わかりやすく一本化されたのがゼンカイ脳。
ドンブラザーズは、前作とは目指す地平もちがえば、もっと多様な面白さをお届けしようとしていますが、オモシロ全開のアクセルしか踏まないのはまったく同じ。
ってことで、ノーリハビリで、『ゼンキラセンパイ』の焼肉空間ならぬ看病空間にいどむ山口監督。
ドラマ方面も、不穏な獣人(じゅうと)方面も、まさかまさかの展開を見せます!
(文責・白倉 伸一郎)