核戦争起きて一発逆転したい人は、かなり少ないんじゃないかな。戦争のメリットを享受できるのは、略奪者かメディアか陰謀論者くらいであって、社会的弱者がその利権を持っているとは思えない。その証拠に、核戦争で死ぬことに妙な陶酔感を覚える社会的弱者がいたりする。彼らの目的は明らかに一発逆転ではない

ただ彼らは、大戦争による一体感が欲しいだけなんだと思う。社会から阻害されている孤独な人間であっても、戦争という大きな物語に組み込まれることで、自分が何者かを再定義することができる。たとえ死んだとしてもだ。そこにアイデンティティの回復を見いだしているのでしょう