岩田親子、ウーバーイーツ配達員相手にイキる
 
日本中央競馬会(JRA)は騎手が競馬開催日前日に入室する調整ルームへの、ウーバーイーツ、出前館、ウォルトなどのフードデリバリーの使用を全面的に禁止することにした。美浦、栗東、地方開催すべての調整ルームとJRAが認定した自宅やホテルが対象。
調整ルームに入る騎手はもちろん施設に勤務する職員や許可を得た取材などで特段の事情があって入る関係者などにも適用する。
地方競馬全国協会(NAR)では2020年より全面的に禁止しているが、JRAでは外部との接触を最小限にすることを条件に黙認していたが、2021年5月に栗東で岩田康誠騎手が調整ルーム職員のウーバーイーツの配達員への対応に立腹して暴行し、5000円の過怠金処分を受けた。
また同年10月には美浦で実子の岩田望来騎手が、11月には同じく美浦で戸崎圭太騎手がフードデリバリーの対応を巡ってトラブルになり、それぞれ過怠金1万円の処分を受けている。(岩田望、戸崎両騎手のフードデリバリーの種類は非公表)
JRAでは「勝負に公正を期すため、外部との接触を遮断することを徹底させるための判断。騎手は当然のこと、職員にも遵守してもらう」とコメントしている。