松本が演じた2代目の彼はクール・神経質・ナイーブと原作の設定からは異なる部分が目立つ。
美雪以外と関わりを持ちたくないようで人ごみや人前に出ることを嫌い、妄想癖があるなど内向的である。
成績などの描写はないが、「貴殿(きでん)」という字を「きどの」と読み間違え、それを美雪に指摘されるシーンがある。

亀梨が演じた3代目の彼は原作より軟派な性格づけがなされ、陸上部(ただし幽霊部員)所属で「じっちゃん嫌い(コンプレックスを抱いている)」となっていた。

山田が演じた4代目の彼は原作とほぼ同一の設定ながら、原作以上に破天荒かつ闊達な性格の一面が強調されている。
成績は原作同一だが運動神経は高く、プロ並みのスケートボードの腕前を披露している。