根尾昂内野手(21)、石川昂弥内野手(20)、岡林勇希外野手(20)、ドラフト2位新人の鵜飼航丞外野手(22=駒大)の若手野手4人が、そろってブルペン入りした。

「投げているところも見たかったのでやってもらった。送球の練習にはいい。外野手は止まった状態から強いボールを投げるので。岡林とか肩の強さの割に送球的に安定感がない。根尾は一番安定している」。
発案者の立浪監督は、守備での送球安定が目的だったことを明かした。甲子園優勝投手の根尾、石川昂はブルペンキャッチャーや周囲をうならせるピッチングを披露した。

大阪桐蔭で甲子園春夏連覇を達成した根尾は最速144キロ。東邦(愛知)のエースとして19年のセンバツに優勝した石川昂は135キロだが、鋭く曲がるスライダーも披露した。
菰野時代は投手で、プロ入りと同時に外野手に専念した岡林は145キロを計測し、鵜飼も136キロをマーク。
根尾と岡林に挟まれ、高校時代以来のブルペン投球を終えた石川昂は「投手ってきついなって思いました。両サイドは速いと思いました」と笑顔をみせた。
立浪監督は「敗戦処理は、いっぱいいるな」とニヤリ。二刀流増産にまんざらでもない表情をのぞかせていた。
https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202202230000255_m.html

二刀流王国中日やぞ