シティハンター実写化したフランス人の場合

制作経緯
フィリップは小学生の頃から『シティーハンター』の大ファンであり、権利元である北条の事務所へ実写版の企画書・プロットを直筆の手紙と共に送ったところ、それが気に入られたことから、今度は18か月をかけて書いた脚本を携えて来日し、映画化を快諾されたという[4][6]。
また、フィリップは同じくファンである『ドラゴンボール』の実写化映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の辛辣な評価を見て、ファンを失望させないよう「原作に可能な限り忠実であること」を目指したという(ただし、一部の漫画独特な表現は抑えられている)[7]。

日本人ファンに向けてのオマージュやリスペクトのみならず、本国フランス版へのオマージュとして、同国でのアニメ放映時に獠(ニッキー・ラーソン)を演じたヴィンセント・ロピオン(フランス語版)がジャーナリスト役、同じくフランス版のテーマソングを歌ったジャン・ポール・チェサリーニがシンガー役でカメオ出演している。

なお、日本向けの特報と日本語吹き替え版のエンディングにはテレビアニメ版第1作のエンディングテーマ「Get Wild」が使用されている[10][注 3]。