>>425
ライブのお話を聞きたいんですが、滝澤さんにとって印象的だ4ったライブと言えば、やはり先ほど話してくれた7thの大阪公演になりますか?

滝澤:そうですね(笑)。プレイヤーとしても舞台に立たせていただいて、一生忘れられない経験です。僕らは基本的に表舞台に立つ人間ではないので、自分が作った曲を自分で演奏して、プロデューサーの皆さんにお届けできるのは本当に貴重な体験でした。それこそ、牧野さんとアコースティックのコーナーをやらせてもらったんですけど、そこで聞いた拍手の音は今も鮮明に残っているし、たぶん一生忘れることはないだろうなって思います。

いいエピソード
なおデレパ

――声優さんが演じるアイドルがメインのライブで、クリエイターさんにファンレターが届くって、なかなかないことじゃないですか?

滝澤:そうだと思います(笑)。以前、『CINDERELLA PARTY!』というラジオに出させていただいときに、僕のプライベートな話題にいろいろ突っ込まれまして、そこから「フラれるといい曲を書く」という話が出回ったりして。

滝澤:先ほどお話した『CINDERELLA PARTY!』ですね。それがちょうど5周年の“EVERMORE”を作っているときで、僕が彼女にフラれて落ち込んでいたんです。で、そのときに秀和さんに話したら、「滝澤さん、僕らは曲を作るしかないですよ」って励ましてくださって。そこから“EVERMORE”で僕が作ったパートが気合の入ったアレンジに変わったというエピソードをラジオで話したんです。それをきっかけに「失恋すると良い曲を書く」と言われるようになりました(笑)。