米軍提供 M777榴弾砲のヤバさ
https://www.youtube.com/watch?v=I7iRBEA5hG8

野戦砲として特に威力が大きいわけではない。
前時代の155mm砲と同じ威力、同じ射程距離。(最大24km)
だが最大の特徴はその軽さで、何と3.8トンしかない。他国の野戦砲は7トン以上あるのに
M777は同性能で3.8トン。尋常ではない軽さである。
その気になれば小型のトラックに載せられる大口径野砲と言えばヤバさが分かるだろう。
この軽さのため、強力なM777を中型ヘリコプターで運べるのである。
当たり前だがその展開の速さはタイヤ付き自走砲の比ではない。
瞬時に数百キロ先の街、森、山の上にも配置でき、敵に対し1分間に5発の鉄と火の雨を浴びせられるのである。

しかもこのM777に組み合わせられる砲弾はM982エクスカリバーという『誘導砲弾』で
その名の通りセットした目標へ曲がる砲弾になっており、
着弾誤差は2mほどしかないという強力無比なハイテク砲弾である。

このM777榴弾砲がウクライナに90門貸与され、そのうち85門はすでに前線へ配備され
戦果を上げている。ロシアにはこれに該当する兵器がない。誘導砲弾の有無どころではなく、
野戦砲の射程距離すら及ばない。一方的である。