新庄監督は、たびたび清宮に『違うんだよなぁ』とダメ出しをていしています。4月30日のロッテ戦では、第1打席にタイムリーヒットを放った清宮を第4打席で交代させました。新庄監督は、理由をこう語りました。『凡打でもいいから、オレのイメージどおりに振れば交代はなかった。三振でも、次は期待できるなっていう感じだったら使うし』『間がない。開幕したときの間がないよね。ベッタリ感というか、早めにタイミングとって打っている感じ』と」(スポーツ紙担当記者)

「7対7」のトレード発言が出た際、新庄監督はこうも話している。「(広い札幌ドームで)フェンス直前の当たりが(球場が)狭かったらホームラン。(一方で)足の速い選手がここ(札幌ドーム)に来たら守備範囲が広くなり、レギュラーをとれるチャンスが増える」と。

「長打力があっても足の遅い、清宮を念頭に置いた発言ではないかと言われています。イメージ通りのバッティングをしてくれない清宮に対し、新庄監督が不満を募らせているのは事実でしょう。トレードで放出されるというのは、決して架空の話ではない。新庄監督は、思っている以上にシビアです。このままの状態では、チーム内に清宮の居場所は無くなってしまうかもしれません」(同前)