【東京7R】同期コンビで初勝利!蛯名正義調教師と武豊「いい調教師ですね」「平場とは思えない声援でした」

15日の東京7R・4歳上1勝クラス(ダ1600メートル)で、蛯名正義厩舎の管理馬で武豊騎乗のダイナストーン(牝4)が逃げ切り勝ち。現役時代に幾多の名勝負を繰り広げた同期コンビ・武豊&蛯名正調教師のタッグで初勝利となった。

直線に入ると場内は割れんばかりの拍手。武豊は「先手を取ってマイペースに落としました。プラン通りでしたね。ゴール前はぎりぎり(半馬身差)でしたけど」と苦笑しつつ「平場とは思えない声援で、普通の1勝ではないですね。前走は負けてしまいましたが、クビにされませんでした。いい調教師ですね。これから何度も一緒に(ウイナーズサークルで)写真を取れればいいですね」とジョーク交じりに喜びを語った。

また、蛯名正師も「クセを把握してもらっており、お好きにどうぞという感じで上手に乗ってもらいました。前半タメを利かせてうまく乗ってもらいましたね。これでやっと前が見えるようになりました。ファンに喜んでもらえたので、競馬界にとってもいいことかもしれません」と笑顔を浮かべた。

「同時に勝つのは乗り役の時にはできなかったことです。これも(騎手から調教師へ)〝職変〟したからですね。1着同着(2010年オークス=アパパネ)はノリちゃん(横山典)とだけですから」と続けた蛯名正師。「それにしても、1勝クラスでガッツポーズする武豊は見たことがないですね」と同期でもなかなか目にしたことのないレアな?ガッツポーズだったようだ。
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