それは、ひどく不気味な光景だった。
アメリカという国は、ベトナムの泥沼を這いずり回って暮らす、数十万の我々全員よりも、月面にいる、たった2人の男のことをずっと心配していたのだ。
得体のしれない感情が、こみ上げてきた
ベトナム前線の米兵の手記より