4月27日の阪神戦(甲子園)で西勇から右ヒザ下に死球を受けて打撲と診断されたが、
実は下垂足(かすいそく)の状態で右足首からつま先が上がらない重症だった。

「(完治まで)最初に言われたのは2、3か月だった。
今は痛みは全然ないけど、神経が1回切れてしまって力が伝わらなくて(右足のつま先が)ガクンとなってしまう。
神経障害みたいな感じで交通事故とか(遭ったようなもの)」と打ち明ける。

驚異的な回復ぶりを発揮しているが、その裏では涙ぐましい荒療治を敢行。
「拷問を受けて、悲鳴を上げていました」と冗談交じりに激痛に耐えていたことを明かす。  

大島は「(右足の)感覚が全然違うから不自由ですね。実戦感覚を忘れないようにしながら、足が治るのを待つしかない」
と言いつつも「こうやって試合ができないこともない。
先生たちにも動いた方がいいと言われているし、試合に出ながら戻ってくれば。(一軍で)できないことはない」ときっぱり。