かつて、「藤子・F・不二雄」先生が生み出したキャラクターたちが合体したロボがあった。
バンダイのコレクターズ事業部さんから発売されたこのロボこそ、突破口のひとつだと製作陣は考えた。
なぜか?
そう、なんとこのロボ〝合体前のキャラクターの顔が全てそのまま正面向いて付いている〟のだ。
しかもその「藤子ロボ」を担当していたのが、実は現在のオニタイジンの担当者バンダイ寺野氏だと言うのだから縁が出来た。
言うは易しの「正面に顔を付けろ」というオーダーで
実際の開発担当者さんやデザイナーの方々には多大なご苦労をおかけしてしまったであろうが……形にしていただいて有難い限りである。
兎にも角にも
そうした苦労と議論と空想と浪漫で、各方面の血と汗と涙が結晶して出来上がったドンオニタイジン。
番組に登場するキャラクターとの一貫性。
そんなキャラクター性と両立する合体ロボとしての満足度の高さ。
さぁ、最高のロボットは出来上がった。
あとは、番組内で素晴らしく登場してもらうだけだ!