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97年春は貴乃花と曙の両横綱、当時大関の武蔵丸、平幕だった魁皇の4人が12勝3敗で並んだ。トーナメント方式の1回戦で貴乃花が魁皇を退け、曙は武蔵丸に勝利。最後は貴乃花が曙との横綱対決を制した。

 3人による優勝決定巴戦(ともえせん)は94年春場所までさかのぼる。くじ引きで最初の取組を決め、勝者が残り1人と対戦し、2連勝するまで勝ち抜き戦を続ける方式だ。94年春は横綱・曙、大関・貴ノ浪、平幕の貴闘力の3人が12勝3敗で巴戦となった。最初に貴ノ浪が貴闘力に勝った後、曙が貴ノ浪、貴闘力に勝利し、賜杯を手にした。

 96年九州場所では5人による優勝決定戦も行われた。11勝4敗で横綱・曙、若乃花と武蔵丸、貴ノ浪の3大関、関脇だった魁皇の5人が並んだ。くじ引きで曙が不戦となり、残る4人でトーナメントによる1回戦に臨み、最後は3人による巴戦の末に武蔵丸が優勝した。

この辺以来らしい