0001それでも動く名無し
2022/05/23(月) 18:34:16.95ID:HjutmLKrdほぼ全財産の約9000万円を失ったという女性は21日、「何度も死のうと考えた。時間とお金を返して」と涙ながらに語った。
女性は県外に住む70代。
元金と利息を受け取ったという友人から10年ほど前、男を紹介され、信用した。実際に勤めていたJR博多シティ監査役の名刺を見せられたことで「疑う余地はなかった」。
「子や孫に老後の心配や苦労をかけたくない」と男の話に乗った。
夫の退職金、満期となった保険金、母親の遺産、娘の貯金、田畑約1300平方メートルの売却費…。
2012年ごろから20年にかけ約9000万円を預けた。
返ってきたのは「利息」約70万円だけという。
今年2月、女性の自宅を男が訪ねてきた。
玄関で「返せません」と土下座された。それ以来生きた心地がしない。「死んだ母に『早く迎えに来て』と毎晩手を合わせている」
年金と共働きによるわずかな収入で生活している。
食料や現金を持って「死んじゃいかんよ」と訪ねてきてくれた友人にも預けた本当の金額は明かしていない。
警察に被害届も出していない。「小さな集落。警察が自宅に来ただけで大きな騒ぎになるから」
娘は「お金は返ってこないかもしれないけれど、できる限りのことをやってみよう」と励ましてくれる。
だが、自分を責める気持ちは消えないという。「ばかでまぬけだった。情けない」と漏らした。