両ファンこのトレード案どう思う?
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dba200f35c4e06303a290afa611341d62d85748?page=1

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松本剛←→金久保優斗(ヤクルト)

炎上間違いなしの案件だ。5月18日時点で打率.377はリーグトップであり、近藤健介が離脱中で唯一計算できる松本をトレードに出すなど、普通はあり得ない。

しかし、今季の日本ハムは優勝できる確率は限りなく低い。そして松本も、過去の実績(10年間で通算打率.248)からすると、これほどの好調さをキープできる可能性もこれまた低い。言い換えれば、今が一番の売り時なのだ。

再建途上のチームが数年後を見据えて、商品価値の高い選手を若手と交換するトレードは、メジャーリーグでは普通に行われ、むしろそうせず拱手傍観している方が批判される。メジャー流の球団経営を志向する日本ハムのフロントならば、そのような大胆な考えを持っていても不思議ではない。

今、松本を最も必要としているのは、セ・リーグ首位を走るヤクルトか。チーム打率は.232の低さで、しかも外野陣はサンタナが故障で帰国、青木宣親も不振。連覇を目指して松本を取りに行くなら、現在22歳で将来性も高い金久保は必要な犠牲ではないだろうか。

日本ハムの外野は近藤の他、万波、今川、淺間大基に故障中の五十幡亮汰もいる。今季はともかく、長期的には松本が抜けても影響はそれほどないはずで、金久保が加われば若手投手の層も厚くなる。ファンの反発を考えれば実現はしないだろうが、これくらい思い切った手を打つなら日本ハムの改革への意欲は本物だ。