【ソフトバンク】藤本博史監督、ベンチで目を赤らめた杉山一樹に「悔しさが次に出てくれたらいい」一問一答
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初回にもう1、2点というところ

「初回の攻撃が全てですね。浜口がアップ、アップしているところでもう少し点が取れていたら、おそらくその流れでいけたんじゃないかな。あそこ(野村)勇のホームラン1本で終わってしまったところがね、浜口を5回まで投げさせたというところ。チャンスメイクはしっかりできるんだけど、あと一本というところが今年、始まってからのずっと課題になっている。もっともっと何とかしてもらいたかったのはありますけどね」

―5回のチャンスでも三森が本塁突入で微妙な判定。リクエストも実らず

「うーん、まあまあ。それはもう打てる、打てないは水ものやからさ。初回の攻撃が全てですよ、今日は」

―杉山はストライクゾーンで勝負していた

「勝負はできていますよね。強い球も投げていたし。当然、逆球の多い投手やけどね。DeNA戦は終わったんやけど、やっぱり注意する打者というところは注意だけしてね。前回、沖縄でやった時は(西武の)山川を警戒ということで『四球でも良いよ』ということでやっていた。データを見ているわけやからね。じゃあ今ここのDeNAで誰を注意しないといけないか分かっているはずですよね。結局、佐野、牧、宮崎、この3人に打たれた」

(自ら続けて)

「この3連戦、3連敗はしていないけどね。1勝2敗だからまた2勝1敗したら取り返せる。1勝2敗ということに関して反省するところはあるけど、杉山に関したら、良い球をゾーンで投げられているんだから、後は注意する選手、注意しない選手、というところをもうちょっと考えたら良いんじゃないんですか。まあ十分じゃないんですか」

―杉山はベンチで悔しそうにしていた

「まあだから悔しさが次に出てくれればいいことだし。四球も2個か。出したけど、それがどんどん減ってきてね。注意する選手に、四球だったら良いんじゃないかな。(2四球を与えた)柴田とかに四球はいらないんでね。そういうところやね。後はね。でも徐々に段階踏んできているんじゃないかと思いますよ。そのうち素晴らしい投球してくれるでしょう」

―27日の広島戦からは本拠地に戻ってDH制になる

「デスパイネも状態良いしね。柳田の肩も心配やけど、そこは何とか頑張ってもらって。点取らないと勝てないからね。帰ってから頑張りましょう!」