中本の味に惚れ込んで、20年間も通い続けた常連客の白根誠は中国料理中本を継ぐことを熱望し、中本のもとで修行を始めた。そして2000年、中国料理中本は蒙古タンメン中本として再開した。現在は白根の経営する株式会社誠フードサービスが各店舗を運営している。誠フードサービスの本社は、2020年に豊島区から新座市へ移転している。

2008年頃からセブン&アイ・ホールディングスとの連携を強めており、同年11月に日清食品製造の「蒙古タンメン中本」ブランドのカップラーメンを発売したのを皮切りに[2]、同ブランドのチルド麺・丼弁当などが同社傘下のセブン-イレブン、イトーヨーカドー等の店舗限定で全国発売している。なおカップ麺については店で提供するメニューに比べるとやや辛さを抑えており、また辛味オイルを別添とすることで辛さに慣れていない人でも食べられるようになっている[3]。「辛くてこってり」した味が好評で、冬場は有名店のカップ麺の中でも特に人気がある[4]。2021年にねとらぼが実施した「あなたが大好きな名店コラボ系カップ麺」アンケートでは、投票全体の43.3%という高い得票を得て1位となった[5]。