立浪和義監督が就任し、巻き返しに期待がかかる中日。

現在(5月22日試合終了時点)ではBクラスに沈んでいるものの、投手では高橋宏斗、野手では石川昂弥、岡林勇希などの台頭もあり、将来に向けて明るい材料は少なくない。ただそんなチームにあって苦しい立場となっているのが、京田陽太だ。【西尾典文/野球ライター】

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 1年目には球団の新人最多記録を塗り替える149安打を放ち、新人王を獲得すると、その後もショートのレギュラーとしてプレーし続けてきたが年々成績は低下。今年も開幕から調子が上がらず、5月4日のDeNA戦では立浪監督から「戦う顔をしていない」という理由から、試合中に二軍降格を通達され、名古屋に強制送還されてしまった。
二軍降格後も本職ではないセカンドとして1試合出場したのみで、下半身の張りを訴えて戦線を離脱。目立った活躍を見せることができず、一軍復帰はまだまだ先となりそうだ。