>>40
「別に、ワンナイトくらい普通だし」
そう言ってきた里奈を抱いた
「まだ熱気の中にいるみたいだ」
ライブ後の夜、夏樹を抱いた
「一度だけでいいからさ」
あの涼が、求めてきた

亜季と付き合い始めて数カ月。プロデューサーを諦める代わりに、最初で最後の夜を願った炎陣の仲間の思いを亜季が知ることはない。