ガチ恋営業に特化したVTuber事務所『ホロライブ』のさくらみこが、ちょっとした隙を見せたことが話題に。配信内で人気男性声優への好意をあらわにした結果、一部のファンたちがダメージを受けてしまったようだ。

大好きな声優にメロメロになるさくらみこ

5月22日に行われた配信で、さくらみこはとある声優から送られてきたビデオレターを視聴。その声優とは、『アンチャーテッド』シリーズのネイサン・ドレイク役などで知られる、低音のイケボ声優・東地宏樹だ。

ビデオレターは「さくらみこさん、にゃっはろー」という挨拶から始まり、さくらみこ本人に向けたメッセージに突入。これまでゲーム「アンチャーテッド」を実況プレイしてきたことへの感謝を述べ、映画『アンチャーテッド』のブルーレイ&DVD化を宣伝する内容となっていた。

要は手の込んだプロモーションだったのだが、それはそれとして東地の温かい言葉にさくらみこは大喜び。第一声から机を叩きながら黄色い声を上げ、ビデオレターをリピート。「待って…!」「みこが大好きな声優さんです!」とお手本のように“限界化”し、その愛情を語っている。

それにとどまらず、ツイッター上では、ビデオレターを一生の「家宝」にすることを報告。前々から推しだと公言していた声優だったため、案件云々は抜きにして、喜びを感じたことは事実なのだろう。


ガチ恋営業の時代こそが特殊?

微笑ましい光景に、ほとんどのファンは肯定的な反応を示していたが、やはり厄介なのが一部のユニコーンたち。男性声優に限界化する姿に、《男に限界化して大好き連呼するアイドルは見たくなかった》《コーン意識してるなら安易に男声優にキャーキャー言わないよな》《他の男大好き連呼聞かされ過ぎて気分的には瀕死》といったネガティヴな反応も見られた。

さくらみこは「ホロライブ」の中でも、とくにガチ恋への配慮が行き届いていたことで有名。以前、男性VTuberグループの『ホロスターズ』が『ホロライブプロダクション』の傘下に入った際も、自身の目指すアイドル像があるため絡まないと明言する徹底ぶりだった。

当時、ファンからは《よく分かってらっしゃる!!》《ええやん自分を大切にね》《安心してみこちゃん推せるわ》などと喝采を浴びていたが、その後人気が爆発したのもイメージ戦略が成功したことを意味するのかもしれない。

とはいえ、さくらみこはもともとアイドル路線を徹底しておらず、男性と絡んでいた時代もあった。2019年ごろには、男性VTuberとツイッター上で普通にやりとりしていた上、『にじさんじ』所属の舞元啓介と成年向けゲームのOPについて語るコラボを行ったこともある。


しかし今では男性VTuberとの関係を一切断ち切り、立派なアイドルとして大成している。それだけ徹底しているのだから、推し声優に限界化することくらいは大目に見てあげてもいいのではないだろうか…。

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