クジャク人ごとちゃうで

観賞用に飼育されていた個体が遺棄、あるいは脱走し世界各地に帰化している。日本でも沖縄県の先島諸島(宮古列島の宮古島、伊良部島。八重山列島の石垣島、小浜島、黒島、新城島、与那国島)に定着しており、トカゲ等の小型固有種を捕食し問題となっているため、生態系被害防止外来種に指定され駆除が進められている[1]。

八重山列島では、最初に新城島に導入され、1979年に小浜島のリゾートホテルに持ち込まれたものが観賞用として各地に寄贈されて広まった。黒島では、1980年代に観賞用として持ち込まれたものが脱走し、天敵がいないために異常繁殖して、2013年時点では数千羽以上が生息すると推定されている[1][2]。