ネーミングライツ5億で売れば黒字余裕や

札幌市は11日、所有する「札幌ドーム」(豊平区)のネーミングライツ(命名権)協賛企業の募集を始めた。ドームの大規模修繕費の財源確保を目的に、希望契約金額を年間5億円以上、希望契約期間を5年間以上としている。市は、同額に設定した理由として「野球だけでなくサッカーや、スキーやカーレースの世界選手権も開かれている。他球場の金額も鑑み、妥当と判断した」とコメントした。命名条件には「札幌ドーム」の名称を残し、また「札幌○○ドーム」のように、分割しないことを条件に挙げている。