3月19日の阪神8Rで落馬し、戦列を離れていた団野大成騎手(21)=栗東・斉藤崇=が31日、栗東トレセンで約2カ月半ぶりに調教騎乗を再開した。
 当初はJRAから全身打撲と発表されていたが、左脚距骨(かかと)の骨折と骨挫傷が判明。「1カ月くらい動けなかった」と振り返り、「そこから体を徐々につくっていって、トレーニングも問題なくできました。トレセンに来る前も栗東の乗馬苑で乗せていただいていましたので」と説明した。
 この日は3頭の調教にまたがり、「自分で思っていたより大丈夫そうです」とニッコリ。来週11日の中京で実戦復帰する予定だ。