最初は横並びだったのに随分差がついたな

ヤクルト戦後のSHINJO
ファンについて→クローザーのケアついて→相手監督について→ミスした選手のケアについて→ファンについて→相手チームについて

この3試合、野球好きのファン、世界中の野球好きのファンに見せたいくらいの試合でしたね。今日はガッツポーズをし過ぎて肩が痛い。今日は(九回に)2球で追いついて、でもまだ向こうの流れ。勢いを持って来られずに、やっぱりミスとかで、こっちに流れが来た。

 何点差だろうが、最後は(2試合連続でサヨナラ本塁打を浴びていた)北山君にね、行くぞと。投げる前に、これだけのファンのみんなが遅くまで残ってくれて見ているから、超えて行けと(声を掛けた)。しかし粘りますね、向こうも。すごくいいチーム。見習うところがある。

 でも、相手からは「ファイターズがいいチームになってきている」と、高津監督からも「クリーンアップ面白いよね」と(メンバー交換の時に)言ってもらった。

 ――北山はこのまま守護神か?

 ◆いやいや、その辺はね、ピッチングコーチと相談しながら。今日は乗り切らせたかったから、今日は投げさせた。1点差であろうが2点差であろうが。これを乗り越えないと上にはいけないから。

 ――昨日ミスのあった清宮は先発メンバーから外して代打で起用した。

 ◆昨日のミス。やっぱり彼本人にも分からせて、チームメートにも分からせて、引き締まらせるために。

 ――その上でチャンスも与えた。

 ◆もちろん、もちろん、もちろん。今までもそうだったし。この悔しさを、もっともっと集中力を持って、バッティングはバッティング、守備は守備、走塁は走塁。分けないといけないスポーツだからという意味で。

 ――この3連戦、野球の面白さを伝えられた。

 ◆面白かったあ。一番うれしいのは、きょう見に来てくれているファンのみんなに、野球ってこんなに楽しいんだと思ってもらえたと思うことがうれしい。

 ――昨季日本一のチームと3試合とも接戦ができた。

 ◆こういう経験をヤクルトさんはずっとしてきて、勝ち抜いていたチームに対して、いい戦いができた。選手たちのすごいプラスになるだろうし、素晴らしい選手のプレー、もう、それに尽きます