武豊とのコンビで日本ダービーを制したドウデュース(牡3歳、栗東・友道)が、凱旋門賞・G1(10月2日・仏パリロンシャン)に直行するプランで調整することが1日、明らかになった。友道師は「ぶっつけで行こうと豊くんとも意見が一致した。マカヒキの経験もあるし、のんびりした性格なので、長くフランスにいると放牧と間違うんじゃないか、と。前哨戦を使わずにこちらである程度調整して現地へ向かおうと思う」と説明した。

 この日、栗東トレセンを訪れた(株)キーファーズの松島正昭代表は愛馬と対面。「レースは60回ほど観たよ。一夜にして人生がこんなに変わるのかと思う。ダービーを勝って凱旋門賞に行ける、とは夢にも思っていなかった。スタートラインに立てたことが感無量。毎日が楽しくなってきた」と声を弾ませ、歓喜の一戦を振り返った。

 同馬は2日にノーザンファームしがらきに放牧へ。帰厩時期や出国日などは未定となっている

マカヒキ、自身の経験をドウデュースに伝授