また、旧来の知人で武豊の勧めもあって馬主免許を取得した松島オーナーの馬で勝てた事にも、自然と笑みが漏れた。
 「ダービーですからね。こんなにうまくいく話はなかなかないですよ。松島さんみたいに言葉に出して言い続けていると、夢が叶うのかな、と思いました。僕自身も応援してくれている人の馬で勝てたのは本当に喜ばしい事です」

 これでハッキリと可視化出来たタッグを組んでの凱旋門賞については……。
 「欧州の馬の権利の一部を手にしての挑戦もあったけど、やっぱり日本で走らせた自分の馬で行けるのがベストでしょう。そういう意味でも良い結果だったと思います」

 更に、レース後の笑える逸話を続けた。
 「軽くお祝いをしたのですが、その席で何度も『早く帰ってレースを見直したい』って言うから『大丈夫ですよ、何度見ても勝っています』と伝えました」

https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20220602-00298845

最後草