万波にも雷落ちたか

日本ハムが痛恨の逆転負けを喫し、2カード連続の勝ち越しを逃した。
試合後、新庄監督は万波の右翼守備に「グラブに当てたら捕ってほしい」と苦言を呈した。

 場面は1点リードの五回。エース伊藤の負傷降板から、3度の押し出しなどで逆転を許した。
続く2死満塁で中村奨との対戦。右翼後方に打球が飛んだ。
必死に背走した万波だったが、グラブをかすめた打球は芝に落ちた。

 紙一重のプレーだったが、現役時代は名手としても知られた新庄監督は準備不足を指摘。
「こすり気味の打球に対して、こういう準備ができてなかったんじゃないかな。
左から右に吹いていたから、ああいう打球になると思っていなかったんじゃないか」と打者の右左、屋外球場の特性や風など、事前準備の必要性を説いた。

 また、右足すね付近に打球を受け降板した伊藤について、「様子見だけど一回飛ばして」と説明し、抹消の可能性に言及した。
降板後はアイシング治療などで経過観察。「一度抹消?多分、多分。いま電気治療しているんだけど、当たり所がね。本人しかその痛みは分からないけど、様子を見てね」と話した。

https://www.daily.co.jp/baseball/2022/06/02/0015354736.shtml