序盤から制球とテンポの良さでアウトを積み重ねる“らしさ”全開の投球。2回は10球で三者凡退に仕留めると、3~5回は安打を許しながらもそれぞれ11球で無失点。わずか58球で5回まで投げ終えた。

だからこそ悔やまれるのは6回。先頭・大城に中前打を打たれ、無死一塁で迎えた投手・シューメーカーとの対戦。2度のバント失敗で追い込んだ直後の3球目だった。高めに浮いた変化球を右前に運ばれ、ピンチを招いたところで降板。あとを受けた祖父江が2死満塁から暴投で失点し、敗戦投手となった。



これ松葉を象徴する試合ね