6月2日のキリンチャレンジカップ2022で、日本代表はパラグアイ代表に4-1で快勝。
 
残念だったのが、スタジアムの空席だ。会場となった札幌ドームはサッカー開催時に
キャパシティーが約4万2000人になるが、公式の観客数は2万4511人。6割弱しか
埋まらなかった。
 
平日のナイトゲームと条件がベストとは言えないが、日本代表は怪我人を除けば
ほぼベストメンバーを招集しており、札幌ドームでの日本代表戦は2014年9月
(ウルグアイ戦)以来、約8年ぶりだったのだが……。
 
試合前に何人かのサポーターを取材したが、地元の北海道はもちろん関東圏から
駆けつけたファンもいた。それでも当日券は売れ残り、ホーム側のゴール裏こそ
ほぼ埋まったものの、他のゾーンは空席が目立ち、とりわけバックスタンドは
約半分ほどが空いていた。
 
計4試合を戦うこの6月シリーズは、6日のブラジル戦(国立競技場)は相手が
相手だけにすでに完売しているが、10日のガーナ戦(ノエビアスタジアム神戸)、
14日のチリorチュニジア戦(パナソニックスタジアム吹田)は、現時点でまだ
チケットが売れ残っている。カタール・ワールドカップまで半年を切っている
だけに、やはりこの人気低迷は気掛かりだ。