トラウトは連敗が始まるまでは打率.328(リーグ6位)、12本塁打(2位)、OPS1.129
(1位)とさすがの成績でMVP筆頭候補とまで言われていた。しかし、直近8試合は
無安打試合が6、4三振を喫するなどらしくない姿が続いていて、その間は
打率.129、1本塁打、三振率36.4%の大不振。

打率は.292まで下降して13位まで下がり、本塁打王争いもアーロン・ジャッジとの差が
6本まで広がった。そしてOPSも1.009と低下して、こちらもジャッジ(1.033)にトップの
座を譲っている。

打てないだけならまだいいが、トラウトの優れたツールである選球眼も冴えていない。
この8試合で四球での出塁はわずか一度で、バットにも当たらない、
ボールも見極められないという悪循環になっている。