ダービー出走馬に脚部不安続出 2着馬イクイノックスも両前の膝裏に疲れ 左前の腱は「かなりのダメージがありそう」
6/3(金) 14:23
東スポ競馬
 5月29日の日本ダービーで武豊鞍上のドウデュースとクビ差の激闘を演じたイクイノックス(牡3・木村)が、レース後の検査で両前脚にダメージを負っていることが分かった。オーナーのシルク・ホースクラブが2日にホームページ上で発表したもの。

 管理する木村調教師は「激闘の後ですから、厩舎へ戻ってどれくらい反動が出てくるか心配でしたが、やはり両前の膝裏に少し疲れが出てきてしまいました。念のため2日にエコー検査を行ったところ、屈腱炎との診断には至らなかったものの、左前に関してはレース前より腱が太くなってしまっているので、かなりダメージはありそうですね」とコメント。

 なお、今年の日本ダービー出走馬ではすでにジオグリフ(牡3・木村=右前第1指骨)とマテンロウレオ(牡3・昆=左橈骨遠位端)の骨折が判明している。