次走予定:6月5日の東京・安田記念(GⅠ)〔D.レーン〕
堀宣行調教師「右トモを中心に感じられる身のこなしの硬さを改善させるべく、この中間も坂路コースには入れずにバランスの修正に努めてきました。
ここまでの継続した取り組みの成果もあってか、先週の追い切り後からは気持ちも入って来たことで、むしろ歩様は改善されてきていることから、先週末には南Wコースで軽めに時計を出しています。
そして、今朝はD.レーン騎手に跨ってもらい、単走で南Wコースでの最終追い切りを消化しています。厩舎で着けているGPSのタイムが5ハロンから70.0秒のラスト1ハロンは12.7秒という時計が示すように、
ビッシリと負荷を掛けたわけではありませんが、先週の段階で心肺機能は整ったと仮定して行ったとは言え、息遣いがクリアな点は強調できますね。
ジョッキーの感触的にも息遣いだけでなく、ウォーミングアップ時のダクでの脚運びが良化したと話していましたし、余力を保たせるように配慮した中でも、馬には元気があって毛艶も上向いてきています。
ダービーに出走時が528kg、昨年の安田記念が536kgだったように、この時期は体重が減る傾向にあり、最新の計測で528kgと引き続きマイナスで推移しているものの、飼い葉はしっかりと食べてくれています。当日まで健康状態や歩様の維持に努め、好結果に繋げたいと思います」
堀「ダービーと同じ体重や。レーン、おめでとう」