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エゾライチョウは、かつては一般的な野鳥であったが、近年は狩猟、自然環境の変化などにより生息数が激減している。
しかし、美味であることより狩猟鳥指定から外すことに抵抗があるため、現在でも狩猟鳥である。
シチメンチョウが一般に浸透するまでは、欧米ではクリスマスの最高のご馳走と言えばこの鳥のローストであった。
その為、1920年代から1950年代には北海道のエゾライチョウは年間5~6万羽が捕獲され、輸出されていた。近年の減少は、キツネによる捕食が大きな原因と言われている[4]。