そのひとり、秋田県在住で主婦の優子さん(仮名、37)がこう話す。

「私は3人の子持ちで、上から小学6年生の息子、小学3年生と2歳の娘がいます。2歳のコも含め、3人の“使用済み”下着類はほとんど売り物として出しています。Twitterのトップ画面に “ #DS(男子小学生)” “#JS(女子小学生)”“ #Y(幼児)”といった隠語とともに募集をかけると、全国からすぐに買い手が現れるのです」

 優子さんの場合、売り物は子供たちの下着類だけでなく、使い終わった学校のノートや靴なども含まれるという。そちらは一点、数百円~3000円程度で出品しているそうだ。

「収入としては、多い時で1か月で約6万円ほどになります。内訳は子供の下着類が計2万円、靴下類で計2万円、学習用具や服、靴などで計2万円。サイズアウトしたものやボロボロになって捨てるような不用品ばかりを売っているので、リサイクルショップを利用するのと同じ感覚です」