ちなみにスクエニはX-3の構想はあると言っとる

https://www.famitsu.com/news/202108/02228928.html

――今回この取材のために、小説『ファイナルファンタジーX-2.5 ~永遠の代償~』と、ボイスドラマ『ファイナルファンタジーX -will-』をあらためて拝読拝聴しましたが、個人的にはどちらも完全に途中で終わっていると思いました。未完ゆえ、意図されている結末が描かれておらず、誤解を受けているようなこともあると思います。物語を締めくくる、未知の展開が今後まだあると期待してもいいものでしょうか。

野島 小説がそういう形で出版されたことについては、いろいろな経緯があります。過去に、もしかしたら『FFX-3』を作るかもしれないという気配が漂った時期があって……。

北瀬 そういう気運が少しありましたね。

野島 そこで小説化の話があったので『X-3』につながるプロットを書きましたが、それが小説ではなく、諸事情で『will』というボイスドラマとして世に出ています。その結果『will』の登場キャラクターは小説には出せなくなりましたので、それと同じ世界であらためて小説用に書き下ろしたものに『2.5』という数字がついて出版されたという経緯です。

――事実、『X-3』を期待する声は大きいのですが、実現する可能性はあるのでしょうか。

野村 もしも『X-3』があるならこんな感じという、野島さんが書いたあらすじがいちおうありますよ。『2.5』も『will』もそれに基づいて書かれたものです。いまは眠った状態になっていますが、構想自体はあるということです。

鳥山 可能性はゼロではありませんが、まずは我々が『VIIリメイク』の制作を終わらせないと、まだお話できる段階ではありませんよね。