「M−1を制して東京進出した際、吉本は彼らを“第2のダウンタウン”にすべく、猛プッシュしていました。もちろん芸人としての技術も高かったのでレギュラー番組が急増しましたが、当時から女性ファンには全く刺さらなかったんです。全国区の番組において、女性視聴者からの支持がないというのはかなり不利でした。
おまけに、メジャーになってから小杉さんはめきめきと太ってしまい、モテない男の反骨精神的なやっかみがウケていた吉田さんもいつのまにかさらっと結婚してしまい、その武器を使えなくなってしまった。
全国区のバラエティーで勝負する段階になっても、女性にもウケる“ポップさ”を身にまとえなかったことが、第2のダウンタウン候補から遠ざかった要因でしょうね」