「エプソムC・G3」(12日、東京)

 「すごく具合がいいんです」と、人懐っこい笑顔を見せたデビュー3年目の原優介騎手(21)=美浦・小桧山。トーラスジェミニと挑むエプソムCで堂々の逃げ宣言。自身初の重賞Vへ、意欲を燃やしている。
 当初は安田記念に“鞍上・原”で登録予定だったが、春の新潟開催前の段階で、G1騎乗に必要な『31勝』に届いておらず。師匠の小桧山師からは「新潟で何とかしろ!」と厳命を受けたものの、「思うように結果を出せず…。(新潟)開催後半あたりに、オーナーと先生との話し合いで変更されたんです」と、申し訳なさそうに話した。