ロシアのプーチン大統領は9日、ピョートル大帝が18世紀にスウェーデンとの戦争を制し
領土を拡大した歴史を引き合いに「(領土を)取り戻し強化することは、われわれの責務だ」と強調し、
ウクライナ侵攻を正当化した。大帝の生誕350年を記念する展覧会を訪れた際に語った。

プーチン氏は「皆さんは彼(大帝)が、スウェーデンとの戦争で何か奪ったという印象を抱いている。
だが、何も取っていない。取り戻したのだ」と主張した。
また、大帝が首都としたサンクトペテルブルクについて
「欧州各国は当時、ロシア領ではなくスウェーデンの一部だと考えた。
しかし、そこには太古の昔からスラブ人も住んでいた」と述べた。
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