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緒方孝一「監督在任中に金本に江越をトレード打診したら断られた…あの選手は磨けば光る」


そんな江越について、グラウンドに視線を向けていた緒方孝市(日刊スポーツ評論家)が思わぬことを口にした。「カネのときも、矢野になってからも言ってたんですよ。『使わんならくれ』ってね」-。

3連覇を果たすなど黄金時代をもたらした15~19年の広島監督時代、江越に注目していた。監督が同学年の金本知憲、矢野燿大と続いたこともあり、トレードを画策していたという。

「足が速い、瞬発力があるということはスイングスピードも上げられるし、パンチ力も出る。球団を通して話をしてもらったけど『出せない』という答えでした」。当時の事情を緒方は明かした。

裏を返せば阪神サイドも江越の潜在能力に期待し、ここまで来ているということだ。確かに江越が使えれば一気に外野の層は厚くなるし、競争が激化する。並んで特打していた大山悠輔と比べても打球に遜色はない。いきなり右の中心打者になる可能性すらある。しかし、ここまで7年でほとんど結果が出ない選手が大化けすることが本当にあるのだろうか。

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